2010年1月1日金曜日

Fedoraプロジェクト

Fedoraプロジェクトとは、Linux大手のRed Hat社の無料版ディストリビューションを引き継ぎ、オープンソースのLinuxディストリビューションを開発?提供するプロジェクト。同プロジェクトにより提供されるディストリビューションは「Fedora Core」と呼ばれる。 同社は主に個人向けの無料版ディストリビューション「Red Hat Linux」(RHL)と、企業向けで有償?サポート付きの「Red Hat Enterprise Linux」の2つの製品を提供していた。しかし、無料版を提供するビジネス的なメリットが薄れてきたため、2003年11月、同社はRHLの提供終了と、後継バージョンのFedora Projectへの移管を発表した。 もともと、Fedora Projectは「Fedora Linux Project」の名称で活動しており、RHL用の追加パッケージを開発?提供していた。同プロジェクトのリーダー、Warren Togami氏がコミュニティベースでディストリビューションのメンテナンスを行ないたいと考え、Red Hat社に移管の話を持ちかけたのがきっかけとされている。 日本では2004年2月に「Fedora JP Project」が発足し、Fedora Coreの日本語環境の整備や、日本語による情報の提供、メーリングリストの運営などを行なっている。

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